『ロケの風景』その4
こんばんは、“草野球チーム・自営隊々長”こと“隊長”です。
待望の岡崎ロケは11月14日(月曜日)から21日(月曜日)までですが、私のエキストラ参加日は16日(水曜日)
当日朝、パジャマのまま裏の“貸し衣装屋”さんに行って着物を着せてもらい、一旦家へ戻って“中折れ帽”をかぶり、いざ出陣!
上から“中折れ帽”をチョット深めで斜めにかぶり、メガネはこの日おろし立ての新品。17年の時を経て初めて袖を通された“大島”の着物に身を包み、昨夜買ってきたばかりの“黒足袋”をはいて、ビニール製とはいえキッチリ“黒の鼻緒の雪駄”でキメました。
新品の高価な着物、丸型では無いメガネ、“遊びの達人”直伝のファッション。
私の中で自分は“通行人Z”ではなく“最近、親父が死んで、店の財産が自由に使えるようになった『遊び人』の呉服屋の?代目”という役どころに、自分で勝手になりきっていました。
集合場所の“岡崎ニューグランドホテル”は殆ど町内なので、これ見よがしにそこまで歩いて行きました。
AM9:45集合。そこに行って初めて知ったのですが、その日のエキストラは男-3人・女性-1人の計4人だけでした。
自分を見つけるための目印なんて不要の人数だったのですが、そんな事今さらど~でもイイ事です。すでに準備しちゃって入り込んじゃってるし・・・。
ちなみに、集合場所はホテルの2F廊下。そこに3人の男性エキストラとおそらくプロの子役ちゃんたち(小学校低学年くらいかな?)が3人プラスその子たちの親御さん。
私がホテルに着いた頃には、子役ちゃんたちは着替えが済んでいました。
少しの待ち時間の後、もの凄く簡単な本日のスケジュールを聞いて、再び何も無い待ち時間が過ぎて『着替え』の時間に。
少し奥の衣裳部屋で着替えなのですが、平服で来ていた2人は着替えましたが私は「完璧です。そのままでケッコウです」と言ってもらえてチョッピリ鼻高々でした。
この日から主演の“宮崎あおい”さんが岡崎に入り、午前中は“奥殿陣屋”でロケがあったらしく、その撮影がケッコウ延びたそうで、こちらの出番もなかなか来ないまま“ロケ弁”のお出ましです。